NHK朝の情報番組『あさイチ』で
思春期の子どもに発症しやすいとされる
「起立性障害」の特集を見ました。
この病気は、自律神経の不調によって
血圧などの維持が難しくなり、
血液が下半身にたまり、脳内に十分な血液が行き渡らず、
めまいや頭痛などを引き起こす病気。
発症した中高生は、特に午前中の時間帯で
生活に支障が出てしまうため、
学校を休まざるを得ないこともあるそうです。
(https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/180517/4.html より引用)
新学期や新入学・・・
それに加えて、例年にない
今年の1日の中での寒暖差の大きさ・・・
症状を診断されるまでには至らなくても、
どなたにも十分起こりうる不定愁訴ではないでしょうか。
ストレスと自律神経、そして脳幹。
切り離せない重要なキーワードです。
患者ご本人のインタビューで特に印象的だったのは、
「周囲からなかなか理解されにくい不調であること」でした。
目に見えないと思われる、無自覚のストレスによる不調と
似ているな、と思いました。
脳幹をケアして、自律神経を整えること。
これはもちろん必須ですが、これと同時に
周囲が理解して落ち着いて支えられる
コンディションの維持に取り組むこと。
家族ぐるみのストレスケアが必要だなと、
改めて実感させられました。