東日本大震災から、もうすぐ丸4年。
あの日のことは、風化させることなく
しっかりと覚えていたいものですね。
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おススメの1冊があります。
東日本大震災後に、BTU南三陸教室(緊急人材育成・就業支援基金訓練「ストレスケア科」)で学ばれた方の中のおひとりが書かれた著書です。
遠藤美恵子/『虹の向こうの未希へ』(文芸春秋刊)
「急いで高台へ避難してください」
東日本大震災の時、遠藤未希さん(南三陸町職員)は
最後まで放送で呼びかけ続け、津波にのまれてしまいました。
本書は、彼女の母・美恵子さんの手記です。
未希さんの勇気ある行動は
「命の呼びかけ」と称賛されました。
しかし、その一方で美恵子さんは
喪失感に苛まれ続けます。
ある日、未希さんの遺品を整理していると、
一通の手紙をみつけました。
そこに書かれていた一文に勇気づけられ、
美恵子さんは決心したのです。
娘の遺志を語り継ぐために、民宿「未希の家」を
作ろうと――。
最愛の娘を失った絶望感にたびたび襲われながらも、
母親として魂を再生させていく物語です。
※http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163901145 より引用。
遠藤さん親子のこと、311のこと、そして「ストレスケア」や
「バランスセラピー」のこと、知って頂ける1冊です。
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